テニ畜の記

テニ畜の沼

地味'sがキャラソンを出したからブログを始めた

平成十一年に始まり二十一周年を迎えたテニスの王子様

アクの強いキャラクターの数々と共に、終わらないジャンルの永遠の狂騒を味わっているテニスの家畜の皆様にお伝えしたいことがあります。

先日あの超有名ダブルスペアのデュエットが満を持して発売されましたよ……!

 

時は令和二年、二月……デジタルシングルとして配信されたその曲のタイトルは、

『We are 地味's』

皆さんご存知、山吹中のNO1ダブルスペア地味'sのファーストデュエットです。

 

確認出来なかったのですが、東方のキャラソンはこれが初めてなのではなかろうか?

このキャラソンについて語る前に、皆さん……地味'sのことちゃんと理解していますか?

 

地味'sは、先ほども語りましたように山吹中のナンバーワンダブルスペアで、昨年の大会では大石を打ち負かしたという触れ込みで登場した地味であることがアイデンティティの二人組です。

テニスの王子様の五十人選抜にも入っていましたし、同チームの千石清純によって名付けられた地味'sという呼称はあまりにもキャッチーなので、地味ながらに読者の記憶にはがっちり刻まれている男たちであります。

 

部長の南健太郎は、太陽のようなツンツン髪が特徴の優しげな男で、眉が太く耳がちょこんと立っているのが外見上の特徴でしょうか。

地味であるが故に外見被りをしているキャラはおらず、私に許斐先生はキャラの耳をしっかり描き分けしていることに気づかせてくれたのも彼でした。

テニプリで一番やあが似合う男なだけあり、性格には尖ったところもなく部長らしい温厚さと落ち着きを持ったキャラクターですが、昔からそれなりに人気のある印象です。

 

相方の東方雅美は、身長187cm、体重76kg……中学三年生なのに少しも乱れぬオールバックがトレードマークで、一般的なセンスで考えれば、地味と呼ぶには不気味すぎるような外見の男です。

中三なのに趣味はジム通いで、お小遣いの使用例もジムの会費ですし、背筋力は300kg以上と……他のテニプリキャラとはややズレた方向に中学生離れした男なのですよね、雅美は……。

あの外見の男に雅美と名付ける許斐先生のセンスを私はこの上なく好ましく思います。

南とは出身小学校が同じで、父親の職業も共に公務員。

 

そして雅美について考える上で一番胸苦しくなるのはその人気のなさ…… 2005、2006、2011の人気投票では圏外という結果を叩き出しています。

ちなみに2015年は5票獲得して90位なのですが、程々に名の知れたキャラの中では最下位なのではないかと思う。

人気の度合いは南の四分の一程度にしかないことを皆さんに知っておいていただきたいです。

その一方で、あの得もいわれぬ不気味な雰囲気が功を奏しているのか、素養のある人間は偏執的にハマってしまうタイプの男なのでしょうね。

2018年のバレンタインには、前年比4563個増の4617個のチョコレートを獲得し、24位の座を射止めています…… 手話の勉強をしているらしいので、雅美と付き合いたい女子は今すぐ手話本をポチってください!

 

キャラソンの感想を言いたかったのですが、雅美について語るとうまくまとまらないのでまた書きます。